2023/07/19
街の書店リアル見学/本に触れ、読む楽しさ実感/授業『文章基礎』
スポーツ情報マスメディア学科の1年生を対象とする専門基礎科目『文章基礎(演習)』(履修40人、責任教諭日下三男)は第13回授業の7月12日、実習として街の書店を訪ねました。
見学先は宮城県柴田町船岡東一丁目、「みちのく書房」=吉田一雄さん(82)経営=。ショッピングセンターの大型店に入る店を除けば町内で唯一の書店。通りに面するガラス窓には図書カードの広告や近日催される文化イベントのポスターが貼られ、店内はコンビニエンスストアぐらいの広さに書籍をはじめ雑誌、漫画本、DVDが並んでいました。いわゆる「街の本屋さん」といったたたずまいです。
紙の匂いがぷ~んと漂う中、学生たちは本に触れ、ページをめくり、読みふけり、そして書棚をカニ歩き。「おっ、面白そう」と気に入った本があり、早速購入する学生もいました。
この実習は、学生から「本はインターネットで買う」「本屋? 行ったことがない」「立ち読みはいいの?」という声が寄せられたため企画。普段の授業では書くことだけでなく読むことの大切さも強調しているだけに、参加者は身近な所にある文化の発信基地を感じ取っていました。
この日は2班に分かれて交互に柴田町図書館も巡りました。
<スポーツ情報マスメディア学科>